僕はクズ
ごめんなさいより、ありがとうを言われたい。
どうも、つんつくです。
おはよう、こんにちは、こんばんは。
今日は、つんつくのクズエピソード集を。
今、思い出しても後悔しかない。
それでは、どうぞ!
確か6年くらい前で20歳の時だったと思う。
僕は大学に行ってないから、当時はサラリーマンをしてた。
彼女もいなかった僕は、友達から大学生の女友達を紹介してもらった。仲良くなった僕はその子の通う大学へ遊びに行くようになった。
もちろん、こっそり侵入…。
一緒に授業受けたり、周りの女友達も合わせてお泊まり会したり。
ある時、その子がバイトしているお店へ顔を出しに行った。美味しいオムライスを食べた記憶がある!!
食後の一服をしていざお会計。
『あれ?安いぞ…』
破格なほどに安かった!!
『まかない料金にしてるから気にせんとって』
めちゃくちゃ嬉しかった!!
その子がまかないで食べたっていう事にして、めっちゃ安くお会計してくれた。
当時、深く考えることはなく、
『ありがとう!ご馳走様!』
それを伝えてお店を後にした。
後日また近くに来たので『ランチ』を食べた。
この日もお会計はまかない料金。
その日、その子はキッチンの方に居たので最後にお礼を言えずLINEで伝えた。
その後も大学に遊び行ったりして会っていたから、関係性としては慣れてきていた。心を許す。って感じかな。
周りの女の子も多いし、僕の男友達を紹介しようとバイト先に連れて行った。
大学に通う女友達がいるんだぜ!って、僕はちょっと天狗になっていた…。👺
『ここ安くしてくれるし、美味しいから良いよ!友達もおるし!』
僕は友達に言った。
そして、そのテンションのまま『今から行くね!』と女の子の方へLINEをした。
返信がきた。『了解!』
そして、僕は続けて返した。
『今日はなんのサービスしてくれるん?』
忙しかったみたいで返信はなかった。
本当に忙しかったみたいで、なかなか話す事もできずそのままお会計へ。
僕の友達も紹介できず残念…。
それでも、いつも通りのまかない料金でお会計。
その子にはLINEで『先に帰るね!』と一言。
数時間後に落ち着いたのか新着LINEが一件。
『サービスがいつも当たり前だと思わんといてくれる?』
衝撃だった。浮かれてた自分が一気に冷めた。
心臓が一気にバクバクした。
急いで電話をしたが出ない。
夜の電話できる時間にかけ直した。どうしても電話で伝えさせてほしい。そう頼み込んだ。
電話でひたすら謝った。
当たり前になっていた。いつも『ありがとう』と言っていたのに、まかない料金でサービスしてくれる事が当たり前になっていた。
涙を堪えながら本気で謝った。言葉では許してもらえた。
その日の夜はなかなか寝付けなかった。
僕が料理を食べている日、僕がまかない料金なのであれば、あの子は裏で自分のご飯は正規の値段で食べていたのではないか?とか、色々と考え込んでいた。
そして、月日は流れた。その子とは気まずくてあの一件以来会えていない。
今でもずっと申し訳ないという気持ちがある。
たった一回。『ありがとう』を言わなかっただけで全ての信頼関係が崩れた。
たとえそれまで100回『ありがとう』と伝えていても、一度言わないだけで全てが崩れる。
感謝の反対は、『当たり前』
親にしてもらってきた事も、一人暮らしになった途端にそれは感謝へ変わる。
逆に感謝している事も、慣れれば当たり前に変わる。人は当たり前を当たり前と認識した時にクズに変わる。だから、日々当たり前に隣にいる人や、友達、家族に『感謝』をしなくてはいけない。
僕は学んだ。もうこんな後悔はしたくない。
『ごめん』ではなく、『ありがとう』をたくさん言える人間になる。
いつも読んでくれてる人、声かけてくれる人、仕事仲間、友達、家族みんなありがとう。
またね。